青物強化月間 PARTW。
これまで爆発力がもう一歩であったが 今日こそは…。
ここの船頭さんはなかなか口が堅い?
最近の状況をお聞きしても 返ってくる答えは
「ぼちぼちやな。」
「むらがあるな。」
「出てみんと分からん。」
と 今釣れている魚のサイズや 今日は何匹釣れたかなど
具体的な話をしてくれない。
「『釣れよるよ』って期待して来て 釣れんかったらがっかりするから。」
と客想いの船頭さんなのである。
「大きいのも食いよるから,12号は入れといて。」
と数少ない情報をみなさんに伝え,いざ 出撃。
近場のイワシは姿を消しつつあるようで,沖の魚礁ポイントへ向かう。
船頭さんから何とか話を聞き出すと,
前々日は親(メジロ・ブリ)が結構釣れたみたい。
前日はハマチばかりだが,一人10本は釣れたようだ。
今日は期待していいかも。
大物に備えて 泣く子も黙る極太14号ハリスでいこう。
いつものようにベイトのチェック。
いい感じでウルメが掛かってくる。
釣り開始直後はベイトが映るものの 薄く広範囲に広がっている。
まだ 潮がきていないのか この映りでは食いそうにない。
これから引き潮の間 昼前までが今日の時合いみたいだ。
だんだんと反応が濃くなり ベイトが底に沈みだした。
「ええ映りになってきたから 食うよ。」
と船頭さんが言ったとたんにミヨシの方にヒット!!
竿の曲がり具合いからして親?
横目で見ていると私の竿にもアタリ。
一瞬食い揚げて 一気に竿先を引きずりこんだ。
ちょっと痩せているが メジロ78cm。
針外し&イケマ投入&活き〆をマッハの早さで船頭さんがしてくれるので,
デジカメで写真を撮る間がない。
しばらくして また大物のアタリ。
今度はちょっとメタボなメジロ(ブリ?)82cm。
今日は大物ばかり?
良型が連発しだすと,船がどんどん集まってきた。
狭いポイントに大船団。
他の船も次々と魚を掛けている。
なぜかサイズが小さくなってハマチばかりになってきた。
爆釣とはいかないまでも,常に誰かが竿を曲げている状態。
10時くらいまでに,みんなで20匹(私は8匹)。
こうなったら,少し欲が出て 他の魚が欲しくなる。
サワラもいいね〜
ヒラメもいるみたいだし〜
まだタイ釣ってなかったし〜
しかし,食いが止まってきて スカ流れが多くなってきた。
そんなときに 突如サワラの群れ?が襲撃。
周りの船や本船でもバタバタっとサワラが揚がりだした。
私はアタリがあるものの,食い逃げやハリス切れ。
ようやく掛けたと思ったら となりの方とおまつりほどいているうちにサヨウナラ〜
サワラと思われるアタリが4回あったものの,キャッチできずじまい。
他にも魚礁際で食わした今日一の大物も
ラインを止めることができず 魚礁の餌食に…
後半は やや失速してしまった。
親2本まじりで何とか2桁。
さて 突然ですが ここで問題です。
これは何のための道具でしょう。
<ヒント>
グリップエンドまできれいに削られています。
相当使い込まれています。
正解は…
ハマチを〆るときに脳天を叩くための こん棒 でした。
この棒で叩かれたハマチはピクピクと痙攣しておとなしくなる。
みんなで30匹くらい。
うち 親(ブリ?メジロ?)6匹,サワラ3匹。
今日がS社の新製品60LのクーラーおろしになったMさん。
ブリメジロにサワラ含め2桁で めでたくクーラー満タン。
先週に引き続き ハマチ祭りとなったが
逃がしたサワラやブリ?が ちょっともったいなかったか。
そういえば 今日はマダイが釣れなかった。(今月からは青物強化月間ですから…)
7月の強化月間開始からの連勝記録も24でストップ。
マダイとは呼べない50cm以下なら連勝はすでにで13で止まってましたが。
アオリが本格化するまでは,青物中心にがんばろう。
本日の釣果 ハマチ〜メジロ 〜82cm 10匹